.: 東法田の大アカマツ(山形県指定天然記念物)

樹高約22メートル
目通り幹周7.5メートル
根周り約7メートル
樹齢が5〜600年

全国一の幹周りを誇る東法田の大アカマツ。
主幹にその樹齢を感じさせる見事なコブを現し、山の中腹に大きな傘を広げたように雄大な姿で立っている。
東法田の菅春登家の氏神で、地域の人たちも古くから信仰されてきた山神様の神木として守り育てられてきた古木であり、根元には山神の奥の院ともいうべき。石の小祠が祀られている。
このアカマツは昭和59年に「山神様のアカマツ」の名称で最上町の天然記念物に指定された後、63年度に環境庁が実施した「巨樹・巨木林調査」(第4回自然環境保全基礎調査)で、アカマツとしては日本一、松種全体としては2番目に太い松と認められた。その後、平成5年5月18日にそれまで日本一だった香川県志度町の「岡の松(クロマツ)」枯死宣言が出され、このアカマツが日本で幹周りのもっとも太い「日本一のマツ」に昇格した。そして、同年12月3日に山形県の天然記念物に指定されたのである。

 
.: 富沢のトチノキ(山形県指定天然記念物)
遠目にはそう目立たないために見落としてしまいがちだが、富山(沢)馬頭観音の境内にはトチノキの巨木が立っている。同境内には多種多様の樹種があり、よく手入れされた各樹木には樹名を記した名札が付けられるなど、行き届いた配慮がうかがえる。そうした境内の一角に、樹高約35メートル、幹周り6.25メートル、推定樹齢5百数十年の大木が亭々とした姿で立っている。
 このトチの木は馬頭観音の境内木として長い間に渡って富沢の人々が敬い、守り育ててきた神木である。昭和31年9月このトチノの木は、県内でも珍しいトチの大樹として「富沢のトチノキ」という名称で山形県の天然記念物に指定された。
 富沢のトチノキは、同じく境内に建つ「罵倒観世音の板碑」とともに富山馬頭観音の歴史の古さを傍証するものである。この木はかつて多くの実をつけ、その実は馬の眼病に良くきくといわれ田という。馬産地として多くの馬が飼われていた頃には馬頭観音様が授けてくれたものとして、トチの実を拾いにくる人が多かったという。今ではこの木にほとんど実はならないが、それでも時にはリウマチなどに効くからといって、実を拾いにいく人も見られるということである。
 
.: 若松観世音の大銀杏(町指定天然記念物)
樹高約30メートル
幹回3.8メートル
推定樹齢180年

亭々と天を突くようにまっすぐに伸びて立っている。地表に盛り上がった根の広がりは8メートルも有り、この木が若松観音(若松神社)の境内にどっしりと根を下ろし、息づいていることが分る。
 若松観音の由緒は詳しく分らないが、江戸時代半ばころには初ケ沢の土産神として既に信仰されていたようである。祭神は白山姫命となっているが、観音像と思わしき仏像と「作稲荷」と呼ばれる像も祀られている。以前は馬の神様でもあったというが、おそらくは「作の神」としての信仰も厚かったのであろう。社殿は江戸末期ころの再建で、向拝の彫り物は慶応4年(1868)、出羽勘七3代・雲竜の作。
 大イチョウは、このような若松観音の神木として長い間守り育てられてきた木である。今後とも、町の天然記念物(昭和43年9月17日指定)として永く後世に伝えていきたいものである。
 
.: 藤井家のサイカチの木(町指定天然記念物)
樹高約20メートル
幹周2.8メートル
推定樹齢120余年

 この樹木は、藤井通義家の屋敷木である。同家の5代前の先祖が子供の健やかな成長と家の繁栄を願って、とげのあるサイカチの木を鬼門の方角に植えたのだといわれています。 以来、このサイカチの木は同家の守り木として大事に育てられてきたのである。
 サイカチは、枝に鋭いトゲのアルマメ科の喬木(高木)で、山野や川原に自生する。夏に薄黄色の花が咲き、さやと種子は漢方薬とか洗剤の代用品になる。昭和の戦時中、本城の人たちがこのサイカチのさやと種子を石鹸の代用品としてよく使ったという。
 小国日向守の時代、防御のために「お城山」にはトゲのあるサイカチの木が数多く植えられていたというが、現在では町内にほとんど見られない種類の樹木である。今では枝がだいぶ失われて満身創痍といった姿になっているが、たいへん珍しい樹種の天然記念物(昭和48年6月12日指定)として、これからも永く守り続けていきたいものである。
 
.: 八幡さまの杉(町指定天然記念物)
志茂の八幡神社(元村社で祭神は応神天皇)は、
古くから戦の神様として広く信仰されてきた。 参道は数十段の石階段となっており、その登り口に町指定天然記念物(昭和51年11月19日指定)の八幡さまの杉4本の杉が立っている。4本とも樹高約35メートル、幹周4.2〜3.0メートルで樹齢はいずれも260年ほどと推定されている。
どれもが樹勢盛んで、まるで八幡さまの見張り番のような威容で屹立している。
 
.: 権現山の大カツラ(日本最大級)
このカツラは、東法田から見ると白川対岸の権現山(法田地区の国有林内)の中腹にある。
 幹周20メートル、樹高40メートル、樹齢千年以上で2001年の環境省の発表により日本一と登録された。
 空に向かって龍のようにいくつもの幹を伸ばし、幹には龍の顔とも見られるコブの造形も見える
下部には鱗のような無数のコブを浮かべ、中心部は空洞になっているため数人が立って入れる大きさである。 
 近くに住み役の釜の跡があるが、炭焼きの道具をこの巨樹の空洞に納めていたともいわれる。
 
.: 雷神様の杉
国道47号線(沢原集落)から100mほど入った小高い丘の上に立ち、雷が落ち双幹になり、昔からの雷神様は双幹の中からかすかに姿を見せている。
 
.: 清水沢林道の大カツラ
幹周 : 約10.2メートル
枝張 : 27.5メートル
 
.: 地蔵様の大マツ
樹高 : 約35メートル
 幹周 : 5.1メートル
樹齢 : 約350年

上満沢地区の「地蔵様の大マツ」。
小高い丘の上に傘状の枝を広げた姿は優美。
 
.: 銚子口・禿岳登山道のブナ林
樹高 : 約20メートル
幹周 : 5.0メートル

前森高原から約1km北へ行った所に禿岳への登山口がある。
登山道を登って行くクロベ群落があり、それを過ぎるとブナ林に出る。
 
.: 愛宕山のキタゴヨウ
樹高 : 約30メートル
幹周 : 3.1メートルと2.3メートル
樹齢 : 約80年

町中心部の向町・愛宕神社の境内にまっすぐに立つ2本のキタゴヨウの巨木。
打ち1本は双幹となっている。
 
.: 瀬見温泉・三吉山のケヤキ林
樹高 : 約25メートル
幹周 : 4.0メートルと5.0メートル
樹齢 : 約200〜300年

瀬見温泉の三吉山に登り口からやや入ったところ。
ケヤキの老樹を主体とした落葉広葉樹林。
瀬見温泉地域では、自然植物園として手入れを行っている。
 

.: 山刀伐峠の子もち杉
樹高 : 約18メートル
幹周 : 3.1メートル
樹齢 : 約200年

峠の地蔵様の神木である。
上部は落雷のため裂傷し、下部にはその時に出来た穴が開いています。
 
 Copyright (C) 2004 mogami Sightseeing association. All Rights Reserved.