|
岩魚の採卵は、一年に一度、紅葉も終わりかける11月上旬に岩魚の採卵作業が行われます。
天然の岩魚は、雌が自ら自分の採卵場所を作り上げ採卵します。採卵と同時に雄が精子をかけ終了となるわけですが、自然界での採卵は、負担が大きく、特に雌は体を傷つけながら採卵場所を作り上げるわけで、その結果、力つきてしまうこともあります。養殖の場合は、人が卵を産ませてあげるので、少なくとも採卵場を作る負担がないわけで、採卵を終えても、高確率で生存し続けます。
|
|
採卵 これが採卵になります。採卵に適したのは、生後三年以上の岩魚です。岩魚は元々海の魚で、大きいものでは、六〇センチ以上にもなります。しかし、大きい魚は高齢です。あまり高齢になると卵の受胎率が落ち、生産には向かなくなります。およそ五、六年ものの魚がベストです。
|
|
受精 絞った卵に今度は精子をかけ受精させます。
|
|
採卵、受精後 受精させた卵は、直射日光が当らない暗所へと移されふ化するのを待ちます。卵のふ化には、新鮮な流れのある水が必要です。流れのないよどんだ水では、せっかくの卵が、ふ化することなく酸欠や、雑菌などによる病気やカビで死んでしまいます。
|
|
生後半年 生後半年ほどの岩魚です。およそ三センチほどの大きさです。
|
|
九ヶ月後 魚は、同じ時期にふ化しても成長に差が出ます。そのため、大きさをそろえるため選別作業が行われます。そうすることにより、魚に対しての負担も減ります。
|
|
成長過程 小さい魚は、大きな魚と一緒では、餌が食べまけてしまうためいつまで経っても成長できません。また、大きさによって餌の大きさも変化します。
|
|
成長過程 この頃になると、どこから見ても、完全に岩魚と一目で分かります。大きさも、十センチ近くになります。
|
|
二年後 ようやく体長も二十センチを超えグラムも百グラムほどで、出荷する大きさになり出荷します。
|
|