保育士さん 産休・育休後に職場復帰するつもりだったのに、待機児童問題が深刻で退職しなければならなかった。
保育士さん 保育士不足で保育園が増やせないっていうけれど、潜在保育士は何十万人といるってホント？？
潜在保育士が復帰しない理由ってなに？？
保育士 りん そんな風に気になっている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、潜在保育士さんが復職しない「本当の理由」に関して詳しくお伝えします！
保育園不足が解消しない・・・
解決しない待機児童問題
全国の保育園で保育士不足が
深刻化している中で、横浜市の
認可保育園が必要な保育士数を
確保できないとして休園を決定。
園児37名が年度途中での
転園を余儀なくされました。
また、認可保育園に入るための
1次選考で落ちた0歳から2歳児が
政令市など66自治体で約３万人に
のぼったことが調査で判明した。
子育てママをさらに追い詰める
待機児童問題。
また、就労を希望していても
保育園に入園できないことから
入園申し込み自体をしない
隠れ待機児童も多い。
潜在保育士とは？
潜在保育士が解決のカギ？
そこで、
そういった待機児童問題解消で
今注目を集めているのが
潜在保育士の存在です。
潜在保育士というのは
保育士や幼稚園教諭の免許を
持っていても幼稚園や保育所
こども園などの児童施設で
働いていない人の事です。
近年、
増加し続ける潜在保育士は
保育業界では社会問題と
なっていますが・・・
その一方で、
すぐに保育士として働ける
即戦力としても保育士不足を
解消する救世主とも言われて
いるんです。
保育施設が新設・増設される中、
そこで働く保育士を確保する事が
保育園にとっては最重要事項だからです。
潜在保育者数は76万人？
そしてそういった、
保育士の資格を持つのに保育園で
働いていない「潜在保育士」は
全国に約76万人以上存在している
と言われているんです。
現在日本国内の
保育士資格保有者数は120万人
ですが・・・
保育園に勤務している保育士は
約40万人！！
つまり、保育士資格保有者の
3人に2人の約80万人が潜在保育士
なんです。
政府が保育士解消の救世主として
潜在保育士に注目しているのは
納得ですよね。。。
潜在保育士が復帰しない理由
なぜ潜在保育士が増える？
ではなぜ、
こういった潜在保育士の数が
年々増加傾向にあるのかといえば・・・
まず、1つ目の理由として
保育士は職業柄「自分の子どもは
自分の手で育てたい」と考える
傾向が強いということがあります。
ですので、育児に集中する為に
妊娠出産を機に退職する保育士の
割合が多いです。
ですが、
こういった前向きな離職理由が
ある一方で・・・
やはり退職理由として
「お給料の安さ」が挙げられて
いるんです。
独身で独り暮らしを
続けていけるほどの収入が
保育の仕事では得られない。
他業種に比べて、
時給や年収が低いことが問題視
されています。
子どもを持つ保育士の本音は
「自分の子どもを保育園に
預けてまで働くほどの
お給料がもらえない。」
ということも聞きます。
さらに、金銭的な面に加えて
子どもの命を預かるという責任の
重さや事故への不安なども
保育士が離職を選ぶ理由として
上位に挙げられています。
潜在保育士が復帰したくない理由
そして、
こういった理由から離職した
潜在保育士さんたちが復職を
しない理由も・・・
やはり金銭的な理由や
福利厚生・待遇面の悪さが
一番に挙げられています。
保育施設を辞めて「無職」と
なった保育士が４４．１％！
辞めた理由は「給与面の不満」と
「仕事量の多さ」から・・・
保育の仕事で疲れて家に帰って
今度は自分の子どもの世話や家事
なんて生活は疲れる。
保育は社会福祉っていうけれど
自分だけが疲れてお金にも
ならない仕事なんて続けられない。
保育業界の現実・実情とは？
保育園は次々できても
保育士一人当たりの負担は
増加する一方。
シワ寄せを食うのは
物言えぬ子どもたち。
毎日、
園児にも自分の子どもに対しても
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
保育の質を落とすことで
受け入れ人数を水増しし、
待機児童を減らす方法には
疑問を感じる。
保育の現場の人間としては
国が保育にかけるお金が少ないと
保育の質を保つことが難しいと
実感している。
こういった保育の現場の
実情を知っているから・・・
多くの潜在保育士は、
お給料の安さに加えて
保育の責任の重さやブランクが
ネックとなって復職したくないと
考えているんです。
潜在保育士の復職支援・対策とは？
潜在保育士は復職できない？
保育士を離職した潜在保育士の多くが
保育自体に嫌気がさしているわけでは
ないんです。
保育士を取り巻く労働環境の
悪さから離職する保育士が
大半なんです。
潜在保育士さん
本当に保育士の仕事って大変。だから私は復帰できない。資格はあるのに保育士に戻っていない人もたくさんいる。
保育士不足なのはわかっているケド、じゃあ私が復職します！！とは言えない。あの大変さを知っているから。
潜在保育士さん
皆さん、保活どうしてたのかな？うちは一旦保育士の仕事辞めたから、もちろん待機児童まっしぐら。
保育士が足りないこのご時世。保育士として復職したいのに、自分の子がそもそも待機児童という矛盾（笑）
潜在保育士さん
保育士の妊娠が許可制なんて民間の保育園なんだろうな・・・てもまぁ、暗黙の了解みたいなものは存在しているだろう。
私も妊娠したら保育士続けるかどうかきっと迷うと思う。
自分の子どもを犠牲にしてまで保育士を続ける必要を感じないし、復職するまでにちゃんとした制度が整うとも到底思えない。
潜在保育士さん
保育士の資格を持っている人はたくさんいるんですよ。離職率が高く、復職率が低い職業なんです。
本当に子供が好きじゃないと続かない仕事ですし、子供が好きだけでも勤まらない仕事です。
潜在保育士さん
保育士を退職して専業主婦になった知人は、やっぱり保育士は待遇が悪いから復職したくないと言っていた。二重にもったいないなぁ・・・
こういった復職したくても
復職できない潜在保育士さんの
声をくみ上げて潜在保育士対策を
はじめる企業が増えてきました。
保育士の負担を大幅に軽減した企業
ＷＥＢコンサルティング会社FunTreが
東京都江戸川区に開設した
「輝きベビー保育園篠崎」では・・・
高水準の給与設定に加えて
ＩＴＣ化の推進や事務員の配置で
業務効率化を図り保育士の負担を軽減。
開設時に募集人数に対して約4倍の
保育士の応募を集めた事でも
話題になりました。
こういった先進的な保育施設が
増えてゆく中で保育士の労働環境が
改善されつつあるんです。
保育士の復職支援
保育士の復職に必要な支援とは？
給与や金銭的な問題で
離職した潜在保育士さんたちには、
安心して働けるだけの給与や賞与
手当等を充実させる事が重要です。
さらに、
妊娠出産で離職した保育士が
復帰するには・・・
日中、自分の子どもを保育園に
預けられる事が第一条件になります。
保育士の子どもを優先して
入園させたり、一時保育やシッターの
利用料金の一部を貸付を行う制度が
既に存在しています。
実際の現場での負担軽減で
アプリを利用した業務の効率化や
掲示物や事務書類などを削減し
保育士の負担を軽減。
子どもを持つ保育士でも
働きやすい労働環境を整える事で
保育士不足の改善を図ります。
保育園施設を増設する以上に
保育士の待遇を改善して保育士の
確保が必要なんです！
保育士の労働環境を変えなければ
保育士不足・待機児童問題は改善
しないでしょう。
保育士の待遇改善は始まっている！
こういった潜在保育士を
確保するための対策をはじめる
保育園が増えています。
年間休日120日間・月給26万円以上、
ボーナス給与の4か月分などなど・・・
特に、
こういった待遇の良い保育園の求人を
多く取り扱っているのが・・・
「ジョブメドレー保育士」という
保育士向けの転職支援サイトなんです。
保育園からのスカウトサービスなど
復職に不安を感じている保育士さんにも
安心のサービスも充実しています。
もし、
保育士への復職を考えている
潜在保育士さんは・・・
すべて無料で利用できるので、
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